ハワイアンキルトの作り方・上手く作るコツ2「キルティングのやり方」
以前もお話しましたが、一針一針丁寧に手縫いされたハワイアンキルトのキルティングは、ため息が出るくらいなんとも言えない雰囲気があり、ぷくぷくふっくらしていて本当に魅力的です。
*ここで書いた手縫いのキルティングとは、本物のプロのキルターが手縫いしたお土産物ではない本物のハワイアンキルト だけを指します。
この記事の重要ポイント!
1 手縫いのキルティングとミシンなどでキルティングされたもの違いは一目瞭然!!
2 手縫いのキルティングにかかった時間を考えれば、価格は安い。
3 縫い目の幅は必ず均等に!縫い目の細かさにこだわるよりも均等!
4 針は必ず布に対して垂直に刺す。
5 右手の親指を上手く使い針をガイドする。
目次
手縫いのキルティングとは
手縫いのキルティングとは、読んだままのミシンなどの機械を使わず一針一針全て手縫いで仕上げられたキルティングのことです。ミシンなどで作られたキルティングと比べるとビックリするくらいふっくらとしています。たくさんのハワイアンキルトを見ている方だと一目でわかるくらい違います。本物を一度知ってしまったら、お土産物のハワイアンキルト の方が安くても、絶対手縫いのハワイアンキルト が欲しくなると思います。
とにかく時間がかかる
しかし、手縫いのキルティングは、製作に時間がとてもかかります。もう、本当に気が遠くなるくらい!(笑)ですから、本物のハワイアンキルターの方が作られたハワイアンキルト は、とても高額です。価格を見たらびっくりされるかもしれませんが、それでも、製作にかかった時間を思えば、安いくらいです!それでも私がハンドキルティングをお勧めするのは、機械で作られらハワイアンキルト のキルティングとは本当に比べ物にならないぐらい手縫いのキルティングの出来栄えは素晴らしいからなんです!もう、別物です。
上手にキルティングをできるようになるには、継続すること
このようなハンドキルティングができるようになるには、失敗しても諦めず、いくつもいくつもハワイアンキルトを作り続けてだんだん上手くなるしか方法はありません。しかし、ただ単に作り続けていくだけでは上達するスピードは残念ながらゆっくりです。コツを踏まえそれをできるように練習すると上達のスピードも早くなります。
では、早速ハワイアンキルトの「キルティングのやり方」のコツをお話ししていきたいと思います。
キルティングの縫い目の間隔は、均等に
まずは、「キルティングの縫い目の間隔!」
糸と糸の縫い目の間隔は均等に縫うのが綺麗でプクプクなハワイアンキルトを作る上で外せません!でもそれなら「ミシンでも同じように、それももっと正確に等間隔で縫えるんじゃない?」と思われるかもしれません。その通り、ミシンなら等間隔で均等には縫うことができます。でも、ミシンだと押さえつけながら、布地を伸ばしながら、キツキツに縫ってしまうので、残念ながらぷくぷく感があまり出ません。手で縫うことで、スピードもゆっくりになり、一つ一つの縫い目を確認しながら縫い目へかける力加減などの細かな調節ができます。そして機械よりプクプクした感じが出てきます!縫い目の間隔を均等に縫うことでより均等に揃ったぷくぷく感が現れます。
もし、間隔が均等じゃないキルティングをすると
ちなみにもし縫い目の間隔が均等じゃないハンドキルティングをしてしまったら、仕上がりはどうなると思いますか?
もちろんハンドキルティングに変わりはないのですが、残念ながら期待しているようなぷくぷく感は現れません。。。縫い目の間隔を均等にすることによって、布に力が同じように均一に加わることでプクプク感が現れます。しかし、均等じゃないと均一に力がかからず、バラバラの力になるので、プクプク感が出ないんです。
もっと大げさに言うならば、縫い目の細かさにこだわりすぎてバラバラの間隔で小さな縫い目のキルティングをするぐらいなら、少し大きめの縫い目になっても均等な感覚でキルティングをすることが大切です。その方が、ぷくぷくします。
縫い目の間隔を均等に縫うことの重要性がわかっていただけたかと思います。
キルティングをする時の針の使い方
ハンドキルティングをする際にもう一つ重要なのが、針の使い方です。
前回「ハワイアンキルトの作り方・上手く作るコツ1」でご紹介したまち針の付け方としつけ糸の付け方と全く同じで、キルト針も布地に対して垂直に刺すことが重要です。いくらしつけ糸をズレなくバッチリ付けたとしても、キルティングの段階で針を斜めに刺し続けて縫うと結局のところ布とキルト芯はズレていってしまいます。その上、布がよれることもあります!
なので、キルティングの時も「針は、まっすぐ垂直に刺す!」を忘れないでください。
キルティングをする時の指の使い方のコツ
キルティングをするときの針の使い方が上手くいくために重要なのは指の使い方です。
右手(利き手)の中指と親指そして、左手の中指の動きでキルティングが上手くいくかどうかが決まります。少しなれるまでは難しいですが、これさえ習得すればすビーディーにそして綺麗な間隔の揃ったキルティングができるようになります。では、説明していきましょう。
まず布に対してまっすぐ垂直に針を刺し、布の下で待機添えている利き手の中指の腹に針先が触れたら、針を真横に倒します。その時、利き手の親指で針先が出てきて欲しい所を押さえ、針が出てくるようにガイドします。(下の写真*1*2参照)
垂直に刺した針は、布の裏側で待ち構えている左手の中指の腹に触れたと思ったらすぐに右手の親指を目指す場所に押し当てるのがポイントです。親指で布を押さえることで、それ以上先に針先が行かないようにする作用があります。
文字にするとたった3行余りの動作ですが、これが難しい!
キルティングは最初はなかなか上手くいかず進みませんが、やっているうちに必ず上手になっていきます!そして、このキルティングがあなたにしか出せない自分色のハワイアンキルトのぷくぷく感を作っていきます。どうぞ、諦めずに楽しんで続けて練習してください。
キルティングの仕方を動画にしました
どんなに説明したところで、写真と文字だけではわかりにくい!
と言うことで、動画を製作しました。
どうぞお役立てください。
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「ハワイアンキルトの作り方・上手く作るコツ2」はいかがでしたか?
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