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ハワイアンキルトに使う道具の紹介

ハワイアンキルトの道具

 

ハワイアンキルト を始めたいと思ったら、まず初めにどんな道具を使うのか気になると思います。

もしかしたら、小学校時代に家庭科の授業で使ったお裁縫箱がかなり役に立つと思いますが、いくつかは、専用の物が必要になります。

 

そこで今回の記事では、ハワイアンキルト 作りが初めての方のために道具を一つづつ紹介していきたいと思います。

 

この記事の重要ポイント!

1 糸切りばさみは、先が細く切れ味のいいものを選ぶ。

2 使用する針にはそれぞれ用途が違うので、専用の針を使う。

3 どの糸を使うかで仕上がりが違ってくるのでキルト用を使う。

4 指にあったはめ心地が良くて使いやすいシンブルを選ぶ。

 

ハワイアンキルトを作るときに必要な道具

ハワイアンキルトの道具

 

基本の道具として、手縫いのが必要となります。家の中を探してみたら、かなり使える使える物が見つかると思います。まずは、引き出しの中や押入れの奥を捜索してみてください。

 

ハサミ

糸切りばさみ (写真④)

糸を切るときに使います。どんな形のものでも構いませんが、先がなるだけ細くて細かいところが切れる物がいいです。布に切り込みを入れたりするのにも使います。切れ味重要です!

 

裁ちばさみ(写真②)

布を切るときに使います。ハワイアンキルト を作るとき、最大で8枚の布を重ねてカットする時があります。なので切れ味はものすごく重要です。ハサミでは上手く切ることができないという方には「ロータリーカッター」(下の写真)もお勧めです。この円盤状のカッターがついた道具は、何枚も重ねた布をずれることなく切るのに便利です。(ロータリーカッターを使うときには、下に敷くカッティングマットをお忘れなく!)

 

ロータリーカッター
こちらが、ロータリーカッターとカッティングマットです。

 

まち針(写真⑦)

布と布を留めるときに使います。尖ったほうの反対側にカラフルな丸い飾りがついていたり写真のようにボタンの形だったりいろんなデザインの物があります。針の太さは物によって違います。ハワイアンキルト にお勧めなのは細めの物です。そのほうが布と布を重ねて留めるときにずれにくいと思います。

 

しつけ縫い用の針(写真⑤のセットに入っています)

ハワイアンキルト に使う針の中で一番長いしつけ縫いをするときに使う針です。しつけ糸は少し太いので、針穴も大きめになっています。しつけ縫いの間隔が細かくならないように長めになっていて、さらにテーブルに布を置いたまましつけするのにちょうどいい太さと長さです。

 

たてまつり縫い用の針(写真⑤のセットに入っています。)

中ぐらいの長さの細めの針で、アップリケをたてまつり縫いするときに使う針です。しつけ縫い用の針より細く短めで持ちやすくなっています。

 

キルティング用の針(写真⑤のセットに入っています。)

一番短くて、一番細い針で、キルティングをするときに使う針です。指で挟むのではなく、利き手中指の腹で押して使うので、長さが短く負荷に耐えれるようになっています。それでも、使い続けるとだんだん針が曲がってきて最後にはポキンと折れてしまいますが、、、

 

しつけ糸(写真⑥)

アップリケ布と土台布の位置がずれないように、そしてアップリケ、土台布、キルト芯、裏布全てを重ねてずれないようにするためにしつけをするときに使う糸です。(ちなみに、しつけ糸は全ての作業が終わったときに取り除きます。)

 

キルティング糸(写真③)

キルティングそしてアップリケをたてまつりするときに使う糸です。手縫い糸でもできないことはありませんが、やはりキルティング用の糸を使った方が仕上がりが綺麗です。いろんな色があり、アップリケをたてまつり縫いする時は、アップリケと同じ色、キルティングをする時はその布と同じ色のキルティング糸を使います。

 

*どうしても同じ色の糸を見つけられない時は、明るめの似ている色を選んでください。暗めだと糸が目立ってしまいます。)

 

ペン

チャコペン(写真①)

印をつけたいときに使う布用のペンです。エコーキルトなどあらかじめ縫う場所に印をつけておき、そのラインに沿ってキルティングをすることができるので、ライン同士の幅がバラバラになったりするのを防ぐことができます。チャコペンにもいろんなタイプがあり、なるだけ、ずっと細い線を書き続けられるシャーペンタイプのものがお勧めです。完成後に手洗いすると消えます。

 

ハワイアンキルト らしい道具

ハワイアンキルト フープ

 

普通の手縫い作業では使わないハワイアンキルト らしい道具もあります。キルティング用の「フープ」と「シンブル」です。この2つの道具はどうやって使うのでしょうか?

 

フープ

キルティングをするときに生地を挟んで固定する道具です。大きめのハワイアンキルトを作るときに布やキルト芯の歪みやずれを防ぎます。また、生地を真っ直ぐに保つことができるのでキルティングがしやすくなります。25cmから45cmくらいの物までいろんなサイズがあります。刺繍用のフープと違って木の幅が広く分厚いしっかりした作りです。

 

シンブル

キルティングをするときに指にはめる金属のパーツがついている道具です。キルティングをするとき、利き手の中指の腹で針を支えて針を進めていくのですが、素手でそれをしてしまうともちろん指先に穴が開いてしまい怪我をしてしまいます。なので、中指に金属(コイン)が入った革製のシンブルをはめて金属の部分で針を押してキルティングをしていきます。シンブルにもいろんな形があり、全てが金属でできているものなどいろいろありサイズも様々なので、指にぴったり合うものを選んでください。

 

ハワイアンキルト シンブル

 

ちなみに私は、革製コイン入りのものを長年使っています。使えば使うほど皮の部分が指にフィットしていくので、キルティングがしやすくて気に入っています。

 

同じような見た目でもそれ専用のものを使うべき

以上、ハワイアンキルト に使う道具について説明をしてきましたが、見た目が似たような道具が手芸屋さんに行くといろいろあると思います。お値段もお手頃だったりもします。でも、ハワイアンキルトを作るのであれば、是非ともキルト用の道具を買っていただきたいと思います。なぜなら、専用の物の方が数段使いやすく出来上がりにも差が出てくるからです。

 

以前キルティング用の針を買ったときのことです。ずっと使い続けていると針の滑りが悪くなりスムーズにキルティングができなくなってきたので、少し価格が高い滑りが良くなる加工が針先に施してあるものを購入しました。帰宅してから早速使ってみると、今までの苦労が嘘のように、簡単にスッスッとキルティングができたんです。出来も上々でした。

 

なので、皆さんもいろいろ使って試してみて自分にある道具を見つけていってください。自分専用のハワイアンキルト の道具を揃えていくのも楽しいですよ!

 

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毎日の生活をおしゃれにするハンドメイドインテリア雑貨専門店です。
シンプル&モノトーンな中に暖かさ感じられる1点物の作品が多いのが特長で、
特にオーダーメイドのハワイアンキルトがおすすめです。
海外からやって来たちょっとレトロな雑貨や、アクセサリーもお楽しみに!

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